学校行事の一大イベントの一つといえば運動会ですよね。
その中でも全員が注目を浴びられるのが徒競走じゃないですか?
名前の順で並んで競争したり、今では同じぐらいの足の速さの子で一組作って
走らせることもあるそうです。
実力に大きな差がないからこそ
一位を取りたい気持ちがおおきくなりませんか?
クラス対抗リレーのメンバーに選らばれた時にスタートダッシュで
みんなから注目してかっこいいところ見せたいですよね。
そこで、徒競走でもリレーでも役に立つスタートダッシュと
スタート後の走り方、カーブの曲がり方のコツご紹介します。
徒競走(短距離走)でのスタートダッシュのコツ
まずスタートには、クラウチングスタートとスタンディングスタートがあります。
クラウチングスタートというのは、オリンピックの短距離走のスタートを
思い浮かべてくださいね。
運動場は大体が、土だと思うのでスタートの時
前に出ている足の下の土を少しだけ掘ってください。
スタートの時にどっちの足が前に出るか自分でわからない!
という方もいらっしゃると思います。
それを簡単に判別する方法があります。
直立になっている状態から前に倒れようとしてください。
その時に、先に前に出た足がスタートの時に後ろに来るように準備してください。
方法はたったのこれだけです。
すごく簡単ですぐに試すことができますよね。
スタート直後の大切なこと
「よーい」と言われたときに腰を上げますよね。
その時に自分の体重の7割ぐらいを前にかけてください。
そして「どん」と言われたときに、残りの3割で
思い切り土を蹴って飛び出してください。
そして一歩目を大きく出した後に
二歩目を素早く出してください。
それから三歩目、四歩目と足を出していきましょう。
股関節が柔らかくてキック力のある人は
一歩が大きいので歩幅だけで行く方もいますね。
股関節も柔らかくないし、一歩で走る距離が
あまり大きくないという方には
ピッチ走法をおすすめします。
ピッチ走法というのは、
とにかく足を早くだすことを意識した走法です。
背が小さい方にも、ピッチ走法は使えるので
女の子にはやりやすいと思いますよ。
私は背があまり高くないのでピッチ走法ですが
キック力が少しあるので上記で紹介した二つを足した走法です。
スタート直後の動きについて
スタートをしてから、すぐに体を起こしてしまう選手を
見かけますが、それはあまり良いとは言えません。
スタートをしてからは、20メートルから30メートルは
前傾姿勢のまま走ってください。
前傾になって走ることで加速をさせやすくします。
頑張りすぎることも実はよくない!?
中間は前半でできた加速に乗って
力を抜いてゴールだけを見て走ってください。
頑張りすぎて力が入ってしまったら、動きが固くなってしまい
スムーズに出る足も出なくなってしまって、
無駄な動きが増えてしまうのでリラックスするのが
とても大切になってきます。
最後はゴール手前で気持ちを切らさずに
5メートル先をゴールだと思ってください。
最後の最後で力を抜いてしまったら
順位を落としてしまう可能性もありますからね。
最後の最後は頑張ってくださいね。
短距離走は基本的には最初から最後まで全力です。
学校によって走る距離がさまざまですが、
これは200メートルぐらいなら通じます。
カーブを走るときのコツ
100メートルなら直線かもしれませんが
100メートル以上の距離になるとカーブも
出てくることがあると思います。
カーブはそのまま走ればいいじゃないかと
思う方もいらっしゃると思いますが
カーブにも技術があるんですよ。
カーブを走るときには、
体をやや内側に傾けながら走ってください。
そして無理にカーブの内側を走ろうとも
しないでください。
学校の運動場だと正規の幅でしていないと思うので
無理に内側を走ろうとすると、
カーブが急すぎて滑ってしまったり
スピードに乗っていたのに失速してしまうことになりかねません。
なのでカーブはギリギリ内側を狙わずに
真ん中や、外側を走っても大丈夫です。
まとめ
最後にまとめていきたいと思います。
1. 走る前に少し土を掘る
2. 「よーい」で腰を上げた時に7割体重をかける。
3. 「どん」で思い切り蹴って二歩目からは素早く前に。
4. 序盤は体を前傾に、中盤は力を抜いて、終盤は5メートル先にゴールを見据える。
これで、みなさんも徒競走で
上位に入ることが期待できそうですね。
少しはみなさんが取り入れやすいもの、ありましたか?
速く走ることをメインにした記事になりましたが
速くなりたいという気持ちや、一生懸命な姿を
大切にしてくださいね。