国民主権党のsatton鈴木が茂原市議会議員選挙期間中の出来事について、前橋ゆり氏に対して以下の2点の説明を求めたことについて
・さっとん氏が怒った部分を無断で録音していたこと
・前橋氏と公明党との関わりについて
二人の公開対談が実現し波紋を呼んでいます。
どのような内容だったのか見ていきます。
satton鈴木 VS 前橋ゆり 経緯
②平塚がどうするか前橋に確認(2021/5/1 クラスターデモにて)
③前橋がさっとんに公開の対談をメッセージする
④さっとんが前橋をYoutubeのライブ配信動画で公開処刑(2021/5/2)
satton鈴木 VS 前橋ゆり 質問と回答の要約
satton鈴木と前橋ゆりの対談は、2021年5月2日、党内から寄せられている質問に対して前橋氏が動画でライブ配信する形でセッティングされました。
前橋氏は国民主権党結党時から政治活動に積極的に関わってきており、国民主権党の発展に貢献してきたように見えました。
しかし、さっとん氏によると、茂原市議会議員選挙期間中の前橋氏の言動について国民主権党に関わっている人全員が彼女に対して懐疑的な目で見ていると言う告発内容。
盗聴や公明党のつながりについて、前橋氏のことを徹底追求すると言うテーマであり、対談前から彼女がどのようなことを話すのか注目が集まっていました。
私はどの政治団体の支持者でもなければ完全な部外者ですが、二人の対談を通して思ったことは、前橋氏の今回の件については責められるようなことは何もないのではないかということでした。
質問の内容と彼女の回答を以下のようにまとめます。
satton氏が怒った部分を無断録音したこと
satton氏がお怒りになったため、選挙活動を一緒に継続することが難しいと思い、その理由を説明するために言った言わないになることを防ぐために録音した。
前橋氏と公明党との関わりについて
前橋氏の義理の姉が創価学会であり、公明党の手伝いをしている関係で選挙活動の時どういう風に戦っているのかを聞いただけ。
今まで親戚に公明党支持者がいたことについて党首に相談しましたか
義理の姉が創価学会員であることは、平塚正幸には伝えている。
なぜ前橋さんは選挙車両を運転したのですか
交通事故に起因する可能性や事故に巻き込まれた場合のことは考えなかったのかという質問に関しては、前橋氏が回答しようとしたところ、satton氏が話を被せ聞こうという姿勢を見せませんでした。
そもそもこの質問なぜ取り上げたのかは不明であり、前橋氏が運転すると事故に遭いやすいのでしょうか?
この辺りから内容が薄くなり始め、ここまで来るとさすがに彼女がかわいそうに思えてきました。
選挙最終日に運転手は変わっていましたロンロンさんはどうされたのですか
ロンロンさんは選挙期間前からお手伝いしていただいていて、疲れが出ていると判断し、お休みして下さいとお願いしました
前橋さんは幹部ですか
幹部ではありません
回答動画
まともに回答させてもらえなかった前橋氏。
改めて、さっとんさんについて思うこと。今まで黙って我慢していたことを動画にて語っています。
前橋ゆりの言動にヘイトが向けられた
上記にまとめた質問と前橋氏の回答を見て、個人的には何も問題ないのではないかと思います。
しかし、さっとん氏によると前橋氏に対して不信感を持っている人からの声がたくさん上がっているとのことでした。
私は国民主権党にも前橋氏にも関わったことはありませんが、そのような声が上がるということは彼女にも問題はおそらくあるのでしょう。
しかし、組織内において上層部に不満が向けられるのはどこにでもある至って普通なことです。
前橋氏は実際には幹部ではないとのことでしたが、周りがそのように見ていたことで、そのような構図になったのでしょう。
ただ、完璧な人間などこの世に存在しませんし、 誰にで負の部分はあります。
そこばかりにフォーカスしていてもお互い不幸になるだけです。
彼女は自分の信念に基づいた言動に関して批判があったとしても、それは好きに判断してもらえればいいと語りました。
そして今回の対談で前橋氏は党内の活動について、もし自分に至らない点があるのであれば教えてもらえれば直していきたいと発言しています。
この言葉を引き出せただけで十分なのではないでしょうか。
論破ではなくマウンティング
人間には承認欲求というものがあり、これを満たすために相手よりも自分が優れていると見せつけるマウンティングをする人がいます。
その特徴として常に上から目線、相手の意見を聞き入れない 、説教するなどありますが、今回の対談ではマウンティングのフルコースを見せつけられたようであり、特にマウンティング上司に悩まされた経験のある人にとって今回の対談は、あまり気分のいいものではなかったかもしれません。
冒頭に前橋氏の回答をまとめた通り、質問には丁寧に回答していることがわかります。
しかしsatton氏には頭の中に用意されている回答の正解があり、違う言葉が返ってくるとすぐに言葉をかぶせるため、全く会話になりませんでした。
一見すると、satton氏が理詰めで前橋氏を圧倒しているように見えますが、冷静に内容を見ると実はさっとんに理はなく感情が先行していることがわかります。
選挙期間中の無断録音は問題ない
satton氏は相手に同意なく録音することは違法であり、人としてやってはいけないことであると嫌悪をあらわにしました。
しかし無断録音は、平塚正幸氏がN国時代に電話の内容を無断で録音し YouTubeに公開する行為をしていたのは記憶に新しいことです。
彼は公益になることについてはリアルを伝えるために無断録音すること、さらには証拠を残すことで自分を守ることにもなるため、社会活動家時代に何度もやってきたことです。
録音する許可を確認してしまったら相手の出方が変わるため、リアルを伝えるための無断録音には価値があったと考えられます。
あくまでも公益になることがキーワードであり、プライバシーに関わるようなことを無断録音をするようなことはしたことはないでしょう。
前橋氏の無断録音はどうかと言うと、選挙期間中に起きたことであり、相手のプライバシーを漏らしたわけではありません。
つまり、言った言わないになることを防ぐ目的で録音したことは、彼女自身を守るためであり、正当性があるのです。
確かに感情的には嫌な気持ちにはなるでしょうが、何もやましいことがなければ録音されても問題はないはずです。
公明党問題:アンチに誘導されるsatton鈴木
平塚氏やさっとん氏はアンチの印象操作や誘導されないようにという発言を頻繁にしています。
しかし、対談中の党内から寄せられた質問で、アンチの過去ツイートで政治活動中で、公明党のワゴン車に手を振ってお互い親密そうな関係が分かる画像があり、 問題ではないかとを取り上げています。
私自身も前橋氏の選挙活動及び政治活動を見ていましたが、車内から手を振り返してくれる人に対しては公明党に限らず同じように振舞っていました。
確かに公明党は敵対する相手ではありますが、スポーツでもお互いリスペクトし合うこと自体は素晴らしいことであり 、手を振った程度であそこまで問題視してしまうのは、アンチの悪意ある切り抜き画像にさっとん氏が誘導されてしまったことが見て取れます。
チラシに書かれた内容はマーケティングとしてはあり
前橋氏の公約が記載されたチラシには「一生茂原」というキャッチコピーが使われています。
しかし実際には次の選挙で自身の出身地であるいすみ市を検討していたことが発覚しました。
私はトレーダー以外に、 ビジネスもしていますがこのチラシの内容は自分の強みを打ち出す演出であり全く問題ありません。
前橋氏は茂原には長く居住しているようですし、選挙に当選したら茂原市議会議員として貢献する意気込みだったことも嘘ではないでしょう。
そしてもし落選した場合、その後のことを想定するのは当然のことであり、むしろ政治活動が本気であることさえ伺い知れました。
ただ、この事実を聞いた支援者はいい気分はしないかもしれません。
しかし、何かを成し遂げるのに綺麗事だけでは進みませんし、そもそも取り上げるような問題でもなく、言わなくていいことを言っても誰も得をしません。
問題があるとすれば、まるで彼女の意思が全て嘘であるという風な印象で動画公開してしまったことです。
行動が全て
国民主権党の一番の強みは行動が早いということに尽きると思います。
N国の公認を取り消された平塚正幸氏は自身の政治団体をわずか数ヶ月で立ち上げ、その年の東京都知事選には支援者からの寄付金によって出馬しました。
新しいことに挑戦し行動するまでが尋常ではないスピードなのです。
私はビジネスを所有しており同じビジネス仲間・経営者もいますが、多くの場合は本を買ったり勉強したりするだけで行動に移さない人が8割以上です
一方で、能力のある人は勉強はそこそこに行動を開始し、そこから得られた経験を元に修正をして行きます。
行動すれば必ず失敗します。重要なのは失敗を恐れずにそこから何を学び次に繋げていくかです。
その点、前橋氏は少なくとも国民主権等の幹部と勘違いされるほどの行動力を発揮し、選挙にまで出馬しました。
今回の経験は今後の政治活動に活かされることでしょう。
行動せずに文句を言っているだけの人間には何も結果は生まれていないのです。
まとめ
前橋さんがどのような形で国民主権党と関わるのかは彼女の自由です
ましてや彼女の親戚に創価学会員がいるという事実は、彼女がコントロールできるものではありません。
義理の姉が公明党とつながりがあることが問題であるのならば、解決策は縁を切ることしかありません。
それはまさに分断であり、身内を引き離していく悪質な宗教の手口そのものです。
これまでの活動の中で、国民主権党を大きくするために彼女が一生懸命貢献しようとしてきたことは事実だと思います。
たくさんの資格を取得し美容サロンを経営し、シングルマザーとして子育てをしてきた彼女の人生はこの程度のことで崩れ去ってしまうようなものではないでしょう。
私はどこの政党の支持者でもなければ前橋さんと考え方は同じではなく中立の立場ですが、政治活動に関わって1年半の積み重ねによって得てきた支持者からの支援で選挙にまで出馬した彼女のことを私は尊敬しています。