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運動会リレーで速く走るコツは?バトンパスの手の握り方でタイムが変わる!

リオデジャネイロ五輪で、日本が400メートルリレーで男子のトラック種目初の銀メダルを獲得しました。
そしてアジア新記録も樹立し、世界歴代3位の記録です。

日本人選手の100メートルの自己ベストの合計タイムは40秒03ですが、リオ五輪で出したタイムがなんと37秒60です。
2秒76も縮まっています。

タイムが縮まったのには「バトンパス」に理由があります。

ということは、運動会のリレーでも足が速い人だけが集められたチームより、バトンパスがうまいチームの方が速い可能性がありますよね。

今回は、リレーで良いタイムを出すためにリレーのルールや、勝敗を分けるバトンパスの方法をご紹介したいと思います。

この記事は、猫好きNOEL(@noel920)が執筆しています。

どうしてリレーの方が速く走れるのか

リオ五輪で、日本人選手のリレーのタイムが、個人の100メートル走のタイムよりもなぜ縮まったのか?

それはバトンを受け取る際に、スピードが上がった状態で渡されるからです。
加速する時間があるから、マックススピードに到達するのが早くなりますよね。

理屈はとてもわかりやすいのですが、これを実践するとなるとなかなか難しいものです。

五輪選手でもバトンパスによる失格があるほどですからね。

バトンパスも大切ですがまずは、しっかりルールを覚えることから始めましょう。

バトンパスのルール

リレーには「テイクオーバーゾーン」という、バトンを受け渡しするためのエリアがあります。

テイクオーバーゾーン内でバトンパスができないと、失格とみなされます。
もしバトンを落としてしまったら、現走者が拾って次走者に渡さなければなりません。

カーブゾーンの内側のラインを超えると、距離を短縮しているとみなされ失格になります。
ただし、直線部分でラインを踏んでしまっても、他の走者の邪魔にならなければ失格にはなりません。

バトンの持ち方

基本的なものをご紹介します。

  • 1走は右手で持ってスタート時は親指と人差し指で持ちます。
  • 2走の人は左手でバトンを受け取ります。
  • 3走の人は右手でバトンを受け取り、4走は左手で受け取ります。

基本的にバトンを持ち変えることはありません。
持ち変えている時間も無駄になりますし、その時にバトンを落とす可能性もありますもんね。

右手から右手に渡すことも、選手同士がぶつかる危険性があるので、右手から左手や、左手から右手に渡してください。

バトンパスの種類

バトンパスの種類は、大きく2種類に分かれます。

前後の走者が腕を水平に振り上げて、バトンを受け取る走者が上向きに広げた掌に、バトンを置くようにして渡す「オーバーハンドパス」

もう一つは、バトンを受け取る走者の腰ほどの高さで、下向きに開いた掌にバトンを下から渡す「アンダーハンドパス」があります。

オーバーハンドパス

オーバーハンドパスは世界的にも主流です。

前後の走者が腕を伸ばすことによって、1.5メートルから2メートルの距離が短縮できます。
総合タイムに直すと0.5秒ほど短縮が見込めます。

ですが、バトンを受け取る走者が後ろに手を上げるので無理な体勢になります。
そのため、受け渡しの際に速度が落ち、バトンを落とす可能性も少し高くなるというデメリットもあります。

アンダーハンドパス

アンダーハンドパスは難易度が高く、形を完成させるのにも多くの時間がかかるので使われなくなっています。

オーバーハンドパスのように、腕を振り上げることがないので、距離的に得をすることはあまりありません。

ですが、下から受け取るので無理な体勢になることはありません。
なので大きくフォームを崩さず、スムーズな加速ができます。

オーバーハンドパスのコツ

今回は、運動会のリレーに役立つということで、比較的簡単にできるオーバーハンドパスのやり方についてご紹介します。

バトンを受け取る側

まずは、受け取る側の出るタイミングです。
自分がスピードに乗り出すタイミングと、相手が「はい」というタイミングが合うところを地道に探していきます。

受け取る側の手を振り上げ方ですが、腕を上げた時にはできるだけ真後ろに上げてください。
これが横に行きすぎると、渡す側が渡しにくくなってしまいます。

手の向きとしては、開きすぎないでください。
これも渡す側のことを思ってのことです。
親指はできるだけ地面と垂直に向けましょう。

掌の向きは、まっすぐすぎると手が張りますよね。
これだとバトンを受け取った時に、はじいてしまう可能性がありますよね。

少し手をななめにして振り上げてください。
すると自然と手が柔らかくなります。

バトンを渡す側

バトンを渡す側は、渡すタイミングと渡し方に少しのコツがあります。

バトンを渡す時の「はい」というタイミングですが、後の走者が走って腕を前に振り上げた瞬間です。
その時に言えば、うまく後ろに来たタイミングで渡せますからね。

そして、バトンを渡すときには相手にたたきつけるように渡しましょう。
相手の走りだしに少しでも加速を与えるためです。

リレーには、技術を必要としますが、やはり気持ちが占める部分も大きいです。
なのでリレーメンバーでは、心を一つにして思いをバトンにこめて走ってくださいね。



webライター・サイト運営
猫好きNOEL
webライター・オンラインビジネス・トレーダーが仕事。 うつ・パニック障害を発症。発作は寛解・症状の慢性化・後遺症と戦う。 資本主義は嘘まみれであり、信じるべきは自分の直感。
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