政治・陰謀論系の情報を発信するYoutube「チャンネルつばさ」が人気の黒川敦彦氏。
彼は、行き過ぎたグローバル化を是正し、日本の歴史と伝統を守るために設立した政治団体「つばさの党」の代表です。
ここでは、黒川敦彦のプロフィール・経歴・活動内容などについて紹介します。
黒川敦彦とは何者?
プロフィール
名前:黒川敦彦(くろかわ あつひこ)
生年月日:1978年9月6日
血液型:AB型
出身地:愛媛県今治市
業種:政治活動家
結婚歴:既婚
【所属】
市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表
政治団体「つばさの党」代表
学歴
愛媛県立今治西高等学校卒
2001年 大阪大学工学部応用自然科学課卒業
経歴
2001年4月~2004年3月 大阪大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)の研究員として、ベンチャー企業の設立支援に従事。
2001年10月~2004年3月 大阪TLOのコーディネーターを兼任している。
2003年4月~2003年9月 大阪大学フロンティア研究機構アシスタント・プログラム・フィクサーに就任。企業設立の支援に従事。
2003年11月 株式会社アイキャットの代表取締役CEOに就任
2004年9月 株式会社サインポストの代表取締役CEOに就任(アイキャットは非常勤取締役に退く)
2008年1月 イザナミインキュレーションの代表取締役社長に就任
2016年4月 政治団体「でんわ勝手連」
2017年3月 市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表
2017年10月22日 第48回衆議院議員総選挙に山口県第4区から無所属で6,687票を得票
2019年7月21日 第25回参議院議員通常選挙に参議院比例区から出馬(オリーブの木)も落選
【発信媒体】
Twitter
Facebook
Youtube
嫁は今治市議会議員
黒川敦彦氏の嫁(妻)は、今治市議会議員の黒川美樹氏です。
【プロフィール】
名前:黒川美樹(くろかわ みき)
生年月日:1977年2月2日
出身校: 日本大学芸術学部
出身地:新潟県燕市
住所:愛媛県今治市
Facebook
政策
以下、黒川氏が代表を務める「つばさの党」の基本政策となっています。
- 中央銀行制度の抜本的改革
- 消費税ゼロ・金融資産課税
- 対米自立・反グローバリズム
- 歴史・伝統・文化の継承
- デジタルデモクラシー
- ベーシックインカム・ベーシックキャピタル
- 原発ゼロ・再生エネルギー
- 行政改革・官民格差是正
- 1次産業の振興と国民の体力向上
- 性と真っ向から向き合う社会の実現
政策の詳細は公式ページを参照
つばさの党|政策
黒川敦彦の活動内容
加計学園問題の追及
加計学園問題とは、安倍内閣が特別の便宜を図って加計獣医学部の新設を推し進めたのではないかという疑惑です。
森友学園問題とあわせて「モリカケ問題」とも言われており、黒川氏が政治やデモ活動に関わるきっかけとなった出来事です。
この加計学園問題を追求するための市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表が黒川敦彦氏です。
彼は、安倍昭恵総理夫人の個人演説会の付近で、森友・加計学園問題を追及する演説を複数回行っています。
また、彼らの調査によって、加計学園・今治獣医学部が実際よりも3倍の図書費を水増し請求していたことが判明しました。
加計学園が今治市に請求した9,928万円の図書費に対し、実際の図書館の本の総数は3,417万円。
これにより、「補助金詐欺」の容疑で加計孝太郎理事長を松山地検に刑事告発をしています。
まだ間に合う #日刊ゲンダイ キヨスクかコンビニへ!『 #加計問題 は #森友 とまるきり同じ構図』 注目の人直撃インタビュー #今治加計獣医学部問題を考える会 共同代表 #黒川敦彦 氏!▶安易な先端ライフサイエンス標榜▶文科省の設置審認可ハードル▶補助金目当ての水増し見積もり pic.twitter.com/0oSfi0JSMi
— 日本残酷物語 絵描き屋 山田のぶゆき (@NY_murder_case) August 17, 2017
温度差発電事業
加計学園問題の時、逆に追及されてしまったのが黒川敦彦氏が2014年に行っていた温度差発電事業です。
彼は発電事業のために出資を募集するも、事業報告や未公開株が3年経っても出資者に渡っていないという指摘がされるようになりました。
黒川氏が温度差発電事業のための出資の募集を開始したのは2014年9月12日。
クラウドファンディングの資料には、株価1000円が200倍の20万円になる可能性が記載されており、夢のような出資案件だったようです。
株式は、株式会社イーハトーブから黒川敦彦氏がまとめて引受後、分配される流れでした。
しかし、彼の奥様である黒川美樹氏の2015年愛媛県議会議員選挙の出馬を堺に事業報告がなくなり、株式が発行されたかも不明といった声が浮上。
今後の事業報告を期待したいところですが、残念ながら事業は失敗し、株式は紙くずになってしまった可能性もあります。
参考元:https://ksl-live.com/blog10207
竹中平蔵デモ:東洋大学・パソナ
黒川敦彦氏は、東洋大学・パソナ前で竹中平蔵氏に抗議するデモ活動を2019年に行っています。
人材派遣サービス会社「パソナグループ」取締役会長であり、東洋大学教授の竹中平蔵氏。
彼の経済政策が日本の貧窮化を招いたとして、度々批判されることがあります。
特に労働市場に影響を与えたとされるのが、製造業の派遣労働の解禁で、これによって製造業の派遣切りが問題となりました。
この派遣解禁からわずか2年後、彼は大臣をやめ人材派遣サービス会社「パソナ」の重役に就任したことから、政治との癒着が疑われているのです。
そんな竹中平蔵氏が教授を務める東洋大学内で抗議活動が行われました。
東洋大学生の1人が竹中氏を批判し、彼の授業に反対する看板の設置やビラを配るものの、すぐに撤去を求められ、退学処分となりました。
黒川氏は、この大学の一連の対応に対する抗議、反グローバリズムのデモを行いました。
東洋大学での反竹中平蔵デモ(「みちばた興業」と「ピープルパワーTV」主催)の様子が以下の動画です。
彼らの平蔵デモには、国民主権党の平塚正幸(当時:さゆふらっとまうんど)も参加していました。
国民主権党 平塚正幸 プロフィール・経歴・学歴詐称の真相とは?
【破産回避】衆議院選挙:立花孝志(旧N国)と連携
黒川敦彦氏は、古い政党から国民を守る党(旧N国)の立花孝志氏が唱える諸派党構想と連携し、衆院選に出馬することが予想されています。
彼は、一般人が国政政党を作り上げたのは立花孝志氏だけとして、その選挙手腕を認めています。
諸派党構想とは、国政政党である「古い政党から国民を守る党」がプラットフォームとなり、小さなワンイシュー政党を集結させるという選挙戦略です。
これにより、選挙に出馬するための供託金などのハードルを下げ、政党助成金の分配をすることを可能としています。
黒川氏は、2021年5月時点で何も手を打たなければ、つばさの党は10ヶ月で資金ショート(破産)することになると語っています。
この点については、自身の動画で詳しく説明されています。
現状の選挙システムでは、活動に莫大なお金が必要であることから、国政政党である旧N国党との連携を選択したようです。