社会

【デマ】ポビドンヨード/うがい薬のコロナウイルス予防は嘘と話題に!?

大阪府の吉村洋文知事が、ポビドンヨードを含むうがい薬でうがいすることで新型コロナウイルス対策になる可能性を発表しました。

これに関して、うがい薬が売り切れになる危機に直面する一方で、医学的知識を持つ医療従事者からは効果がないと批判の声があがり、WHOも科学的根拠はないと発表しました。

うがい薬によって、本当に新型コロナウイルス対策になるのか?むしろ逆効果になる可能性すらありますので、使用には充分注意する必要があります。

大阪府 吉村洋文知事 ポビドンヨードを含むうがい薬が新型コロナウイルス対策に有効と発表

大阪はびきの医療センターにて、新型コロナ軽症患者41人に対してポビドンヨードを含むうがいを実施し、PCR検査の結果は以下

  • ポビドンヨードを含まないうがいをした人:6割弱の陽性
  • ポビドンヨードを含んだうがいをした人 :2割程度の陽性

つまり、ポピドンヨードを含んだうがい薬でうがいをした人の方がPCR検査の結果で陽性者が少なくなったという結果が出たというわけです。

しかし、感のいい人であれば、うがい薬で口の中をうがいした後にPCR検査をすれば、ウイルス量が減って当たり前だと感じるのではないでしょうか?

殺菌するということは、コロナだけではなく口の中にいる常在菌ウイルスまで一緒に殺してしまうことになります。

新型コロナ流行して以降、手のアルコール消毒が義務のようなムードですが、こちらも同様に手に存在する常在菌ウイルスまで殺菌してしまいます。
除菌をしすぎると手が荒れてしまう人もいますよね。

ポピドンヨードを含むうがい薬でうがいを継続すれば、同様に喉が荒れ、逆に良くないのではないかと思われます。

実際どうなのか、信用のおける専門の医師がどういう見解をされているのかを参考にまとめてみました。

コロナを感染させにくくさせる効果はある

新型コロナウイルス感染症は、無症状感染者が気づかずに感染を広げている可能性があるとされています。

そのために無症状の人でもマスクをすることが推奨されているわけですが、うがい薬で殺菌することで、飛沫に含まれるウイルス量を減らすことも期待できます。

特に医療従事者が多くの患者と関わる際には、こまめにうがいをされるのがいいのかもしれません。

この点については、美容整形外科高須クリニックの高須幹弥先生も一理あるので間違いではないとしています。

新型コロナウイルスの予防になるわけではなく逆効果の可能性

Youtubeで配信されている薬剤師ぴよさんによると、ポピドンヨードは新型コロナウイルスの予防にはならないと発言しています。

WHOも科学的根拠はないと発表する事態に。

うがい薬は2種類

  • 殺菌消毒する(ポピドンヨード、イソジンなど)
  • 炎症を抑える

ポピドンヨードは広い範囲のウイルスに効果がある。新型コロナウイルスに効果があるかは分かっていませんが、株式会社明治によるとSARSウイルスには効果があることが確認されているようです。

しかし、人体にはいい菌と悪い菌があり、うがい薬は、殺菌力が強いがゆえに体を守ってくれる常在菌・良い菌まで一緒に殺菌してしまう場合があるというデメリットがあります

つまり、うがい薬を使い続けることで口の中の常在菌が死んでしまい、免疫力が低下することで逆に風邪をひきやすくなるというわけです

以下の3つのグループにわけて行われた風邪予防に関する研究では

  • うがい薬(ポピドンヨード)
  • 水道水
  • 何もしない

60日間の結果、風邪予防に効果があったのは水道水だけだったという結果が出ています。

このことから、うがい薬を使い続けることで風邪予防につながらないというのがわかります。

テレビの報道を真に受けて、うがい薬で毎日うがいをすればコロナウイルスに感染しないといった単純な話ではありません。

そもそもうがい薬というのは、予防対策として継続して長く使うものではありません。
毎日殺菌をすることは間違いなく健康に悪いでしょう。

新型コロナウイルス感染症が直るわけではない

新型コロナの感染者がうがい薬を使用することで治るのか?

大阪はびきの医療センターで実施されたPCR検査で、うがい薬を利用した患者の陽性率が下がったのは、検査前に口の中をうがい薬で殺菌したため陰性になったと考えられます。

美容整形外科高須クリニックの高須幹弥先生もこのことについて、うがい薬で陰性になったからといって、感染症が治ったわけではないと言っています。

つまり、治ったわけではないのです。

そもそも「 PCR検査陽性=感染」ではありません。
感染というのは、ウイルスが細胞内に入り込み増殖をし、その過程で症状が出る状態を言います。

PCR検査というのはウイルスの遺伝子配列が体内で見つかったに過ぎず、ウイルス感染と決まったわけではないのです。

PCR検査陽性が、感染している状態を意味するものではないので、粘膜にウイルスがあれば陽性となり、なければ陰性となるだけなのです。

ですので、実際に感染しているかどうかわからず、偽陽性、偽陰性というのが必ずでるのです。

体の細胞内でウイルスが増殖している状態で、口の中を殺菌したからといって治るわけではないというのは、考えてみれば当たり前のことではないでしょうか。

うがい薬を使い続けると甲状腺の病気になる可能性

ポビドンヨードに含まれるヨウ素が、甲状腺の機能を弱らせてしまいます。
うがい薬は、個人の判断で利用されるのが良いと思いますが、喉に異常を感じたら使用を中止するのが良いでしょう。

ポビドンヨードの使用に注意が必要な方は以下

  • 妊娠・授乳中の方
  • 口の中に異常がある方
  • 甲状腺に疾患がある方
  • アレルギー持ちの方

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